NEWS

2026-09-04
その他
一般の方
受験生
在学生

【活動報告】児童教育学部「海外教育体験A」タイ研修を実施しました

児童教育学部のプログラム「海外教育体験A」の一環として、タイでの海外研修(9日間)を実施しました。バンコクおよびチュンポーンを舞台に、現地の教育機関の視察や子どもたちとの交流、異文化体験を通して、学生たちが教育・保育の多様なあり方を学ぶ充実したプログラムとなりました。本研修の様子をダイジェストでご報告いたします。

前半:チュンポーンでの異文化体験と学校交流(1〜4日目)
現地大学との連携とタイ文化の体験
羽田空港からバンコクを経由し、最初の目的地である南部の都市・チュンポーンへ到着しました。現地では、モンクット王ラカバン工科大学(KMITL)チュンポーンキャンパスの皆様に温かく出迎えていただき、大学概要の説明や本学からの挨拶など、今後の連携に向けた有意義な時間を共有しました。
また、市内見学では本場のタイ料理を味わい、伝統工芸である「バティック(ろうけつ染め)」に挑戦するなど、タイの文化に直接触れる貴重な体験から研修がスタートしました。

Banbangjark Schoolでの実践的な交流
3日目と4日目は、チュンポーン市内の公立学校「Banbangjark School」を訪問しました。幼稚園から中学生まで約150名の子どもたちが学ぶ同校では、本学の学生が主体となり、日本語の挨拶や日本に関するクイズ、日本の遊び(エビカニクス、折り紙、福笑いなど)を通した交流活動を実施しました。
後半には、タイの伝統的な遊びを教えてもらう場面もあり、遊びを通した文化の共通点を肌で感じる機会となりました。翻訳アプリを活用しながら子どもたちと将来の夢について語り合ったほか、現地の美術教員から「草木染め」を学ぶなど、国境や言葉の壁を越えた温かいコミュニケーションが生まれました。
また、学生のサポートとして同行してくれたKMITLの学生たちとも2日間に渡り交流を深め、同世代の強い絆を育むことができました。

後半:バンコクでの歴史探訪と多様な教育現場の視察(5〜8日目)
タイの仏教文化と歴史に触れる
5日目からは首都バンコクへ移動し、タイが誇る三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン)を訪問しました。全長46mの巨大な寝釈迦仏など、壮大なスケールと繊細な芸術に圧倒されるとともに、チャオプラヤ川のボート移動や突然のスコールなど、東南アジア特有の気候や生活文化を全身で満喫しました。(※6日目はフリーデーとし、学生各自でバンコクやアユタヤの探索を行いました)

特色の異なる教育施設の視察
研修の総仕上げとなる7日目・8日目は、バンコク市内でアプローチの異なる3つの教育施設を訪問し、それぞれの教育理念について理解を深めました。

• マリアライ学校
幼稚園児だけで約800名が在籍する大規模なインターナショナルスクール。キリスト教の理念のもと、タイ語・中国語・英語の多言語教育を行いながらも、タイの伝統文化を重んじる教育方針を学びました。こちらでも日本の遊びを通じた交流を行いました。

• ルンアルン学校
「自然から学ぶこと」「自然と調和して生きること」をテーマに、常に教育をアップデートし続けている学校です。屋外と屋内の境界がゆるやかな学校で、知識だけでなく、実際の暮らしの中で体を動かしながら学ぶ教育スタイルに大きな感銘を受けました。

• SP幼稚園
タイ在住の日本の子どもたちが通う幼稚園。日本語・英語・タイ語が飛び交う環境のなかで、日本の文化を大切にしつつ国際感覚を育むグローバルな保育の現場を体感しました。

研修を振り返って
視察したすべての教育施設において、学生たちから湧き上がる多くの質問に対し、現地の先生方が一つひとつ丁寧にお答えくださったことが大変印象的でした。また、グループワークでは、これまでの活動で得た情報や課題意識を共有し合い、学生自身の確かな成長が見て取れました。

本研修にご協力いただき、温かく迎えてくださったタイの各学校およびKMITLの皆様、そして東海大学アセアンオフィスラカバン事務所の皆様に、心より厚く御礼申し上げます。児童教育学部では、今後もこうした国際交流や現地視察を通じて、広い視野と豊かな人間性を持った教育者・保育者の育成に努めてまいります。